東北最大の水着モデル撮影会のものです

かつていわきではカメラの田中主催で東北最大の水着モデル撮影会がありました
主に仙台から第一線で活躍しているモデルが6人も来て、カメラマンも200人は来たでしょうか。
コンテストには毎年1000点以上集まり盛大でしたね
ここはそのコンテストで運良く賞をもらえた作品です
ただし著作権、肖像権は既に私にはありませんのでイラストです、下手な絵ですがご容赦を

Summer day 「Summer day」
審査員の選評「海が、動きを感じさせてモデルの背中で芝居をしている様で、それが大変キュートなシルエットに捕えています。(以下略)」

嬉しい入選でした。この時は休憩となりモデルさんが砂のついた手を洗いに海に走った後ろ姿を写したものです(本当は休憩中撮るのはいけないのですが)。ついさっきまで完璧なポージングと笑顔をしていたのに、気を抜いた後ろ姿でも普通の女の子にはない気と、でも気の抜けた安堵感に魅力を感じ、あわてて撮ったものです。波のうねりは偶然でしたね
波 「波」
審査員の選評「カメラの位置がすごく高いですね、テトラの上からですか、事前に考えて撮った構図ですね、波が寄せて全体に広がってモデルさんが小さく演出されている、そのワンポイント的演出がとても上手いですね」
まったくその通りです、審査するプロはすごいですね。テトラポットに登り、落ちそうになりながらも構図どおりなるまで待って撮りました。このモデルさんは身長も高く手足の長いスタイルの良いモデルさんでした、だからこんな広角的に写したのが他にいなかったんでしょうね
With M 「With M」
審査員の選評「このふたりのバランスに姉妹の様に捉えている表情がこの写真のすべてです。(中略)非常に親密感があり、構図もいいし、ふたりの表情が、目線が外れているのですが同じところに目線が外れているのがいいし、ふたりの身長差も仲良さそうに見せています」
このように2人のモデルさんを写すのはとても人気があるようで(このモデルさんのすごい人気もあるのですが)周りが人だかりでした。でも私は2人以上が写るのが実は好きではありません。ポートレートは絞りは開いてます、だからピントの幅は究めて狭く、2人の瞳にピントが合うなんてことはあり得ません。私は1人のみにピンを合わせ1人を背景にはしたくないんです。これは2人の瞳にピンがくる角度を慎重に探しながら撮れた奇跡的なものです、それでも若干合ってないんですよね
マドンナ 「マドンナ」
審査員の選評「…このモデルさんがすごくいきいきした表情をしているんです(中略)そして髪の毛が光る、逆光でレフ板がよく生きているからです。目にキャッチライトが入っているのもそうです。モデルさんが体をSの字にしたのもいいですね。残念なのは手前の指が切れてること頭の上があいているんだからもうすこし下に振ったら良かった」
この審査をしたプロは私の好きなカメラマンでして、ですから選評をもらったのは嬉しいのですが、ようはモデルと光とレフ係は良くて撮影者はダメってことですね・・・。でも実際このモデルさんは東北で一番ポージングが上手い人だと思っているのでその通りですね
Vacation 「Vacation」
審査員の選評「何人かの方が同じような作品を応募されてますが、選ばれたポイントは、望遠レンズの背景の省略効果を上手く利用し、海と空を同一化できた事。モデルとパラソルが画面の2/3を占めた事で主題に集中さてます。自然な表情、キレイなボディラインがキレイに撮れてますし、パラソルや髪の毛が風になびいたタイミングも、主題をいかしてます」
ちょっと絵ではわかりませんが、ボディラインやなびいた髪がキレイな写真でした(自分で言うか)。このモデルは二段上の人気のあるモデルで、確かに周りに沢山カメラマンがいました。私のが選ばれたのは実に光栄です。ちょっと望遠レンズには自信があるんですよね。今は広角が人気ですがサンニッパ(とっても重い望遠レンズです)が手放せないのもその理由ですね

以上2005年までの受賞作品でした
2006年は主催のカメラの田中が倒産し以降は開かれていません。私がポートレイトをやるきっかけとなった撮影会だけに残念ですね
ちなみに著作権、肖像権は地元のスポンサーである新聞社が持っていますのでこれが精一杯です。それでも、もし法的に問題がありましたらこちらまで連絡下さい

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